2018/09/18
八戸工業大感性デザイン学部創生デザイン学科の学生有志が、青森県五戸町中心商店街の老朽化したバス待合所のリノベーション(改修)を手がけることになった。9月13日、町についてリサーチするために学生10人が商店街周辺でフィールドワークを行い、土地の魅力や課題を探った。今後、住民の意見を聞きながらデザイン設計を進め、町を象徴する新たな待合所の完成を目指す。
バスの待合所は地元町内会の銀座振興会(福井義幸会長)所有の「五戸中央商店会館」。すでに築40年以上が経過し、空き家リノベーションに取り組む「町地域おこし協力隊」が呼びかけて同学科の学生有志が参加することになった。この日、参加した学生によるフィールドワークでは4班に分かれ、町を歩いて気になった物をスマートフォンのカメラで撮影。立ち寄った商店では話の聞き取りなどを行った。それぞれが収集した情報をベースに、今後、新たな待合所のアイデアを出し合って改修に取り組む。