2018/05/07
愛知工業大のホームページで学生たちの活躍が紹介されている。同HP(4/25)によれば、同大の学生たちが、愛知県阿久比町の産業用機器製造会社・デンソーウェーブと協力し、同社開発の小型ロボット「COBOTTA」に餃子づくりの技を仕込んだ。食品関連の大規模イベントなどで実演を披露し、台所仕事にいそしむ2本のアームが人気になっている。アーム型ロボットのCOBOTTA(重さ4kg)は、手伝ってほしいときに活躍する「人協働ロボット」として開発された。オープンソースのソフトウェアなどを用いた。
COBOTTAによる餃子づくりでは、百円均一ショップで販売されている餃子つくり器(皮と具を載せ、パタンと二つ折りにすると餃子ができる調理グッズ)を用いる。2台のCOBOTTAが、①皮を一枚ずつ取り上げて餃子つくり器に載せる、②へらで具を取り、皮に載せる、③閉じた皮がくっつくよう、スポンジで水をつける、④餃子つくり器を二つ折りにする、⑤へらとフライ返しを用いて餃子を取り出す、⑥ケースに8個ずつ入れていく―の作業を分担。学生たちはプログラミングだけでなく、物体を触れずに持ち上げることができる非接触パッドで皮を取り上げるアイデアや、3Dプリンターによる調理小道具の自作など、効率よくCOBOTTAに働いてもらうための工夫に知恵を絞った。
参考:http://www.ait.ac.jp/news/detail/0003249.html