NETWORK NEWS

　横浜市立大は、国際総合科学部を再編し、2019年4月より国際教養学部、国際商学部、理学部を開設する予定だ。4月25日に公表した同大のホームページによれば、2005年の法人化とともに誕生した国際総合科学部では、文理融合型の教養教育をいち早く取り入れ、総合的な視点で課題解決力を養うことに注力してきた。その一方で、ますます複雑化、高度化する社会課題を解決するためには専門知識の深掘りが必要とされ、この傾向は今後も加速度的に増していくと推測される。横浜市立大の学部再編の目的は、同大の強みである教養教育を土台にしながら、社会環境の変化に対峙できる専門性を深化させることだという。

　また同大は、医学部と2018年4月に新設したデータサイエンス学部に加え、国際総合科学部を国際教養学部、国際商学部、理学部の3学部に再編することにより、5学部を備えた総合大学として時代の要請に応える教育体制を構築するとしている。

https://www.yokohama-cu.ac.jp/news/2018/pr/180424.html