2017/02/24
全国大学生活協同組合連合会(大学生協)は、「第52回学生生活実態調査」の概要を公表した。これを報じたリセマム(2/24)によれば、大学生協は、全国の国公立および私立大の学部学生を対象に、「学生生活実態調査」を実施。住まいや大学生活、日常生活、経済生活、大学生協への意見などを、2016年10月~11月に聞いた。調査の結果、1万155人、30大学から回答を得た。
学生の経済状況では、自宅生の1か月の収入合計は6万2310円で前年から120円増え、4年連続で増加している。費目でみると、「アルバイト」が3万5770円で前年から1810円増。5年連続で増加しており、2001年以降もっとも高い金額となった。「小遣い」は1万4270円で前年から770円減、「奨学金」は1万770円で前年から700円減だった。
下宿生の1か月の収入合計は12万820円で前年から1760円減少。費目でみると、「アルバイト」が2万7120円で前年から1800円増え、1970年以降もっとも高い金額になり、収入に占める比率は22.4%と、金額同様に過去最高となっている。そのほか「仕送り」は7万610円で前年(2015年)より830円減、「奨学金」は2万1260円で前年より2010円減少している。