2016/08/06
2018年春入社の新卒大学生が対象になる来年の大手企業の就職活動で、経団連が今年と同じ日程にすることで最終調整に入ったことが分かった、と産経新聞(8/6)が報じた。同紙によれば、昨年、今年と2年連続で日程を変更していたことで自身の就活日程に不安を持っていた現在の大学3年生は、日程が固まったことでインターンシップや留学などのスケジュールを立てやすくなる。
経団連は就職活動について、昨年は3月の説明会開始、8月の面接解禁と、一昨年までの日程から大幅に遅らせた。しかし、4月から面接を始める企業が多かったことで学生や企業が混乱し、今年は面接開始を6月に前倒しした。来年に関しては、今年の日程に「大きな問題があるとは聞いていない」(榊原定征会長)ことや、早く来年の日程を決めてほしいという企業や学生からの声もあるほか、他の選択肢もないことから、今年と同じ日程を軸に協議してきた。