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2016年新卒採用戦線:就活のライバルは新卒外国人という現実

2016/07/01

 新卒外国人の採用が増えている、と雑誌「プレジデント」(7/1)が最近の就活状況について報じた。それによれば、ローソン、KDDI、NECなど外国人比率が新卒全体の10%を超える企業が珍しくないという。新卒採用戦線は日本人VS外国人の様相さえ呈している。外国人採用の増加で日本人学生の採用枠が減少するという影響も出ている。外国人採用の目的は、海外事業強化のためだ。

IT企業の人事部長は言う。「本社で会社の文化や仕事のノウハウを教育し、いずれ現地に送り込んで指導者として活躍してもらいます。日本人社員よりも母国語や現地の文化に通じた人間のほうが、事業展開がやりやすいというメリットがあるからです」――しかし、採用後にはいろいろと問題があるという。ここに来て外国人社員の定着も大きな課題になっている。

 

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