2016/01/20
3月卒業予定の大学生の昨年12月1日時点での就職内定率は80.4%(前年同期比0.1ポイント増)で、過去最低だった2010年度から5年連続で上昇したことが20日、文科省と厚労省の抽出調査で分かった。これを報じた産経新聞(1/20)によれば、いまだ約8万5000人が内定を得られていないと推計されるが、調査は今年4月1日時点まで行われ、最終的な就職率は例年90%以上で推移している。
内定率は、男子大学生が79.0%(同0.1ポイント増)だったのに対して、女子大学生は82.0%(同0.1ポイント増)と男子を上回った。国公立大は84.1%(同0.4ポイント減)で、私立大は79.2%(同0.3ポイント増)。一方、高校生の就職内定率(昨年11月末時点)は前年同期を1.7ポイント上回る85.8%だった。